2005年 01月 23日
以前、どっかの教授が「あいつらは盗みが文化なんだ。だから盗むという行為はふつうの経済活動なんだ。」とかいうのを伝え聞いて爆笑した。じつに愉快だ。そして本当である。
とにかく盗まれる。気がついたらバックの後ろポケットをナイフで切られて中のものがなかったり、カフェにうっかりバックを置きわすれた日には5秒でなくなってる。不慣れなわたしはバックを三回やられてしまった。おそるべきことだ。なんたる不経済。日本人の気の弱さをすこし分けてやりたい。 しかも賄賂が日常茶飯事である。というより賄賂というのが立派な収入源としてみとめられているらしい。あほうか。国境を超えるときにチェックを終えても通してくれない。管理官のような奴が仕切りに手をさしだすので「こいつ握手でもしたいのか。なんたる歓迎ぶり。」とかおもい、手を差し出したら殴られそうになったことがある。ノットイナフという。モアモアという。まあ、払いすぎて馬鹿なジャップだと思われようが、5円とかであるのでそこは鷹揚に構えたい。 なんといっても危ないのは文明の無い国。ここはカードやTravellers Checkというものの存在すら知らない盲人が多いため、キャッシュがないのは餓死を意味する。とはいえ、キャッシュだけ持っていると7日も滞在すれば一文無しという危険もある。後進国ばんざい。聞いた話だが、チベットとか貨幣以外のものが流通しているらしい。こうなってくると手のつけようがない。なんかもう後進国とかの括りでは無いんじゃないか。宇宙とかさ。ユニバース。 しかも後進国によってはドルがすげー強いので街角で非合法の両替屋がいる。ふつーに立ってんの。んで、公的機関より遥かにいいレートでトレードしてくれる。お互い万々歳で積極的に利用したい。しかし、当局に見つかるとふたりとも、おててが後ろに回るらしいので気をつけたい。国によっては結構重いのを食らうと聞いた。よりによって後進国でつかまった日にはその不衛生さから実質的には死刑。まったく、大自然の脅威を感じる。
by oidon-kagoshima
| 2005-01-23 10:45
| 海外事情シリーズ
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