2005年 02月 08日
007といえば、毎回の愛くるしいボンド・ガールと回を増すごとに奇天烈になってく悪役、そして珍妙な悪役の手下の3点セットでいつの時代もみなさまに愛される古典的名作である。
とは言え、こんなに回を増しているのだから、いわゆる人気キャラクターみたいなものでてくる。中でもリチャード・キール演じる「ジョーズ」という殺し屋は007シリーズに通算3回も出演しているのだ。 このジョーズただでさえデカい上に、殺し方も鉄製の歯で相手を直接噛みちぎるという牧歌的なものである。そんな牧歌的なところが、わたしを初め多くのファンの心をぐっと捉えたからか「私の愛したスパイ」「ムーンレイカー」そしてゲームの「Everything or Nothing」の3本に登場。 このジョーズ、すこし頭が弱いが怪力という見た目通りの設定。「私の愛したスパイ」ではまだ熱心さを感じられる殺し屋だったのに、「ムーンレイカー」では友情出演のようになってしまう。しかも最後は、ボンドのために雇い主を裏切り自分は死んでしまうというふぬけぶり。愛くるしいことこの上ない。フィギアもあるらしい。 他にも「ゴールドフィンガー」にでてくる殺し屋Oddjobは、鋼鉄製のシルクハットを投げて殺すという微笑ましい殺し方だったりする。物理法則のようなものを一切無視した、この殺し方。とても素晴らしい。映画はかくあるべしである。 参考:JAMES BOND FAN 参考:a-e-i-o-u
by oidon-kagoshima
| 2005-02-08 01:06
| 昔の映画シリーズ
|
ファン申請 |
||