2005年 02月 15日
知的なブログを目指していたのだが、あさっての方向に飛びつつある。わたしは大変、不本意だ。ともあれ、ちょっとグっときたものがあるので書く。
古参の、ちょいドープなゲーム・ファンには有名なのかも知れない桝田省治というゲームデザイナーさんがいる。ちなみに、わたしは知らなかった。されど、案ずるな。氏の製作したゲームに、ぐっと来てしまった人は少なくないはずだ。天外魔境2とか、そうです。 でも、なんと言っても「リンダキューブ」である。これは本当に、衝撃的なタイトルだった。システムがものすごく斬新で、それでいて「道徳」という言葉から最も遠いこのゲーム。わたしは、大好きである。 いちおうRPGなのだが、この世界なんと8年後には隕石が飛んできて壊れてしまうことが決定済み。限られた時間の中で、主人公はえっちらおっちら動物達を「つがい」で集め、箱船で脱出するのである。とにかく自由度がすごく、なんでもできる。レベル1からどこでもいける(死ぬけど)。シナリオは3つ選べて、その3つがパラレルに組み合わさり、プレーヤーには真実が透けるというのは、わたし大好きである。 と、わたしの駄文では面白さがつたわらないので、上のリンクをかちっとやって桝田氏本人のページの解説をお読みいただきたいところだ。トップページはこちら。 なかでも、わたしの敬愛する桃太郎電鉄の作者である、さくまあきら氏のエピソードに大笑いしたので転載しとく。 シナリオ、モンスター、マップ、イベント等順調に進んでいたかに思えたこのゲームには実は大きな穴がありました。 やはり、天才はかくあるべし、だ。心底、こうゆう人好きだと思ったね。キューブリックの自伝を読んだときも、こんな感じだった。きちがいのような所にこだわるのくせに、「守備力から攻撃力を引くとか言ってたな。それでわかるか?」。天才に近づくと、宗教っぽくなるんですね。わたしは、なりたくないけど。ちなみに、わたしもこんな人を知っています。 なぜなら、彼もまた天才だからです。
by oidon-kagoshima
| 2005-02-15 02:35
| 私の愛したゲーム達
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